できるだけ、食料の運搬にかかるエネルギーを抑えることは、環境への影響を軽減することにもつながるのです。
一方、政府は、食料自給率を2015(H27)年度までに45%に引き上げることを目標にしております。目標を達するべくさまざま取り組みを行っております。2005(H17)年に制定された食育基本法の背景にも自給率の低下があり、食育の推進とともに食料自給率をあげる取り組みがされております。地産池消、地域で生産されたものを地域で消費しようとする取り組みもその1つです。また、先ほどあげたフード・マイレージによる環境への影響などを考える時、地産池消を取り組む1つの理由となるのです。
私たちにもすぐにできそうなものとは思いませんか?他に、重要なものとして、日々の「食生活の見直し」ができないでしょうか。食生活の見直しは、みなさんの一人一人の健康や病気の予防だけでなく、食料、さらには、環境にもつながっていくのです。健康的な生活を営むために、望ましい食生活を送り、また、地域でとれた食材を取り入れてみましょう。
食卓の上に並ぶ食材がどこのものか?どこからやってきたのか?考えてみてはいかがでしょうか。
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