基本理念
茨城県メディカルセンターは、地域の健康保持増進及び福祉に寄与することを目的に総合健診事業、産業保健事業、健康増進事業、学校保健事業、視聴覚事業を推進しております。
今後、ますます高齢化が進展するなか、安心して健やかに暮らすために「健診」の重要性の認識が深まるとともに、健診の内容や体制に関する受診者の皆様からの要望も多様化しております。
一方、個人情報の取り扱いに関する厳重な管理体制や、知る権利を尊重した受診者への速やかな情報開示も重要視されております。
このため、創立以来培った知識や実績を生かしながら、新たなる発想と先進の医療技術を追求し、地域医療を支援する中核的健診機関として時代の要請に対応した高度な健診体制を確立し、県民の皆様の要望に応え、信頼される健診機関を目指してまいります。
当センターでは、次の5つの基本方針を掲げ、業務に取り組んでまいります。
- 中核的な健診機関としての健診機能の充実・強化
- 受診者に信頼される質の高い健診の提供
- 地域医療を支える健康保持増進拠点としての公益事業の推進
- 受診者の権利、尊厳を配慮した健診の実施
- 健全かつ安定した経営基盤の確立
個人情報保護方針
一般財団法人 茨城県メディカルセンター(以下、「センター」という。)は、お客様からお預かりした個人情報を適切に取り扱い保護することが、センターの事業活動運営の基本であるとともに、社会的責任、責務であると考えております。
よってセンターでは、個人情報に関して適用される法令及びその他規範を遵守するとともに、センター自身において[個人情報保護方針]を掲げ、これを遵守すべく各規程等を整備し、これを厳格履行することを宣言し、職員一同厳重に管理徹底を図って参ります。
個人情報の利用、提供
1.センターでの個人情報の取り扱いについては、法令及びその他規範を厳正に遵守します。
2.個人情報の利用、提供範囲は、健診等お客様サービスの利用目的の範囲内でのみ利用、提供をし、目的外の使用は致しません。
センター内部管理体制
1.センターは、個人情報を適切に扱い、保護するための、センター個人情報保護管理規程を策定し、これを確実に遵守し、最適な状態で管理します。
2.センターは、個人情報保護責任者等を配置し、それぞれの業務実態に応じた個人情報保護の指導、監督を行います。
漏洩対策
センターでは、個人情報セキュリティの安全対策を実施し、不正なアクセス、個人情報の紛失、改ざん、漏洩などの予防に努めます。
継続的運用管理
センターは、これら法令及びセンター個人情報保護管理規程、その他の規範を継続的に確保するため、職員教育、研修を行うとともに、常に見直し、改善に努めて参ります。
受診者の権利と責務
受診者の権利
一般財団法人茨城県メディカルセンターでは、受診者皆様の権利を認識し、これらを尊重した医療を提供いたします。
- 受診者は、良質で安全な医療を公平に受ける権利があります。
- 受診者は、健診内容及び結果について十分な説明と情報提供を受ける権利があります。
- 受診者は、自らの意思で健診内容等を自ら決定する権利があります。
- 受診者は、健診に関する個人情報やプライバシーが守られる権利があります。
- 受診者は、個人の人格、価値観を尊重される権利があります。
受診者の責務
受診者皆様とより良い信頼関係を築き、安心・安全な医療を提供できるよう、ご協力をお願いいたします。
- 受診者は、ご自身の健康に関する情報を正確に提供する責務があります。
- 受診者は、当センターの規則、職員の指示を守る責務があります。
職業倫理
一般財団法人茨城県メディカルセンターの職員は、県民の健康の保持・増進をはかることを目的として、次のとおり職業倫理を定めます。
- 受診者の人格・人権を尊重し、受診者の立場にたって接するとともに、健診内容及び結果についてよく説明し、安心感と信頼を得るように努めます。
- 受診者のプライバシーを尊重し、健診で知り得た個人情報の取り扱いについては、守秘義務を遵守し、厳格に対応します。
- 健診を通じて地域社会の発展に寄与するとともに、法令遵守に努めます。
- 健診に関する知識と技術の更なる向上に努めます。
- 健診に携わることの尊厳と職責を自覚し、品位を高めるよう努めます。
- 医療従事者として相互の業務を尊重し、理解し、協力することで、常に最善の医療を実践します。