事業の紹介
総合健診事業
日本総合健診医学会より優良総合健診施設として認定されています。
生活習慣病とは「生活習慣がその発症・進行に関与する疾患群」とされ、がんや脳卒中、心臓病、糖尿病などが代表的な例としてあげられます。
これらの要因となるのは、喫煙、飲酒といった成人後の習慣だけではありません。子どもの頃からの食生活や運動不足など、長年にわたる生活習慣の蓄積から起こることがほとんどです。本人が気付かないうちに発病、進行している場合もあり、早期発見、早期治療が不可欠です。また、日頃から自分の体の状態をきちんと把握し、健康への意識を高めておくことも重要です。
総合健診事業では、多項目の検査をほぼ同時に行うことができる「一日人間ドック」を実施しており、精度の高い総合的な健診を短時間で受けることができます。検査結果は当日、担当医から直接本人に説明し、健康に関する生活指導も行います。希望者は、最新鋭の「マルチスライスCT」を導入した胸部CT検査もあわせて受診できます。また、女性のための乳がんドック、女性健診も行っています。
総合健診事業お問い合わせ
TEL 029-243-1111
健康増進事業
「特定保健指導」を実施し、栄養・運動面からアドバイス
「超高齢少子化」の時代には、高年期を迎えた人たちがどれだけ健康な状態を保てるかが大きな課題となります。豊かな老後をおくるために、日頃から病気の早期発見、早期治療(2次予防)を心がけるとともに、病気にならないための努力をすること(1次予防)が必要です。
年齢を問わず、日常生活に適度な運動をとり入れ、バランスのよい食事をとり、喫煙や飲酒、ストレスなどの悪い影響を取りのぞくことが、1次予防につながります。
当センターの健康増進事業では、一日人間ドック及び事業所健診の受診者を対象に、管理栄養士・健康運動指導士等による「特定保健指導」を実施し、メタボリックシンドロームの予防を図っております。
健康増進事業お問い合わせ
TEL 029-243-1114
産業保健事業
職場の健康管理をバックアップ
はたらく人たちの健やかな心身が、活力ある職場を生み、企業の未来を拓きます。
産業保健事業では、労働安全衛生法に基づく一般健康診断や生活習慣病健診および特殊健康診断(有機溶剤、鉛、じん肺、電離など)を実施しています。さらに、職場の特性、ニーズに応じた各種の検査も行い、はたらく人たちの健康保持増進をサポートしています。
当センター内での健診のほか、検診車による移動健康診断も県内各地域で行います。結果の迅速な報告、データの累積管理も含め、企業の健康管理業務を、積極的にバックアップいたします。
産業保健事業お問い合わせ
TEL 029-243-1113
企業を支えるのは、一人ひとりの健康です
茨城県メディカルセンターでは、「総合精度管理事業」の職種別講習会、技術面の精度管理調査、技術向上研修に積極的に参加しています。
一般健康診断
- 定期健康診断(安衛則第44条)
- 雇入時健康診断(安衛則第43条)
- 特定業務従事者健康診断(安衛則第45条)
- 海外派遣労働者健康診断(安衛則第45条2)
- ご指定(ご希望)の検査項目
生活習慣病健診
- 当センターのセット検査項目
- ご指定(ご希望)の検査項目
オプション検査
- 血液の各種検査
- 便潜血反応検査
- 胃部X線(間接撮影)
- 腹部超音波検査
- 眼底検査
特殊健康診断
- じん肺
- 石綿
- 有機溶剤
- 鉛
- 電離放射線
- 除染等電離放射線
- 特定化学物質
指導勧奨による特殊健康診断
- 情報機器作業健康診断(VDT)
- 騒音作業健康診断
- 紫・赤外線
- 上肢作業健康診断
- レーザー光線健康診断
- 振動業務健康診断
ストレスチェック
- ストレスチェック(労安法第66条の10)
学校保健事業
子どもたちの健やかな成長を確かなものに
生活環境や生活習慣の急激な変化により、かつては成人の病気とされていたさまざまな疾病やその兆候が、子どもたちにあらわれるケースが増加しています。そのため、学校保健活動においては、より精度の高い検診と効果的な予防対策が求められています。
学校保健事業では、児童・生徒の健康管理、健康保持増進に重点をおき、学校保健安全法に基づく各種の健康診断を実施しています。子どもの健康状態の変化を敏感にとらえ、新たな検査・診断のための調査研究にも取り組んでいます。教職員の健診も同時に実施し、教育現場全体における健康管理への貢献に努めています。
学校保健事業お問い合わせ
TEL 029-243-1113
次代を担う子どもたちの健康は、すべての人々の願いです
幼児・児童・生徒など
- 尿検査
- 胸部X線検査
- 心臓検査
- 各種血液検査
教職員など
- 定期健康診断
- 胸部X線検査
- 生活習慣病健診
- 胃部X線検査
視覚事業
よく見える、よい目を育てるために
視覚障害においては早期発見がとても重要です。幼児などは自分から異常を訴えることがあまりなく、発見が遅れることが少なくありません。
センター内においては、専門医による斜視、弱視、屈折異常についての精密検査を行い、子どもたちの視覚異常の早期発見と指導、訓練に前向きに取り組んでいます。
視覚事業お問い合わせ
TEL 029-241-7908
聴覚事業
よりよい聞こえのために – 0歳時から –
生まれつきもしくは乳幼児期から難聴がある場合、発見が遅れると、単に聞こえにくいというだけではなく、言葉や知能、情緒の発達にも影響をおよぼします。聴力の検査は0歳から可能です。お子さんの聞こえに「おかしいな?」と感じたら、すぐに検査を受けましょう。
聴覚事業お問い合わせ
TEL 029-241-7906