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健康まめ知識

春はスタートの季節 健康診断でセルフチェックを!(2012年3月)

 

     
 
3月のテーマ:
春はスタートの季節 健康診断でセルフチェックを!

年を通して健康について考えてきた「健康豆知識」ですが、読者のみなさまも春を迎え、入学や就職など家族が新たなスタートを迎える方も多いことでしょう。昨年は東日本大震災や福島第一原発の事故もあり、生活や食の安心や安全について深く考えることの多い年でした。平穏で健やかな生活は健康な心身からもたらされます。日頃から食生活に気をつけたり、運動を欠かさないことに加えて、専門の機関で健康診断を受けることは現代社会に生きる私達には大切なことといえます。

 
     

 

定期健診の大切さ
 

定期的な健康診断は病気の早期発見や生活習慣病の予防にはかかせません。働いている人ならば会社で受ける場合がほとんどですが、アルバイト等のフリーターや主婦、無職の方も定期的な健診が必要です。健診の種類は非常に多くあり、病院や施設ごとに料金も違います。もっとも一般的なのが「労働安全衛生法」に基づく検査項目です。(会社で受ける健診がこれにあたります)

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(1)既往歴及び業務歴の調査(2)自覚症状及び他覚症状の有無の検査(3)身長、体重、腹囲、視力、聴力の検査(4)胸部エックス線検査(5)血圧の測定(6)尿中の糖及び蛋白の有無の検査(7)貧血検査(8)肝機能検査(GOT,GPT,γ-GTP)(9)血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)(10)血糖検査(11)心電図検査・・・を通常行います。健康診断は広い意味での健康をチェックするもので、個別のがんや生活習慣病を対象にしたものではありませんが、定期的に受けておくことで病気を早期発見することが出来るため、健康に生活していく上ではかかせないものです。

   
検診や人間ドックの薦め
 

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検診とは健康診断とは違い、「がん」やメタボリックシンドロームなど個別の病気をチェックするために行われる検査です。特に「がん」は日本人の死因の第1位であり、全国で年間30万人の方が「がん」で亡くなっています。「がん」を経験した方の体験記には「もっと早く検診を受けておくべきだった」「早期発見していれば大病にならなかった」ということが書かれています。乳がんや子宮がんなどはある一定(35歳以上など)の年齢以上の対象者には自治体が補助金を出している場合もあります。最寄りの自治体に確認をしてみてください。

また全身やがん、生活習慣病などをトータルに検診することを「人間ドック」といいます。最近は一般の検査に加え、脳も含めた全身のがんをチェックすることを目的としたPET検診や脳梗塞やくも膜下出血など重篤な脳疾患を検査する脳ドックなど早期発見に重点を置いた設備を備えて検診を行う病院も最近は数多く登場しています。

   
ホームドクターのすすめ
 

ホームドクター(かかりつけ医)とは病気になったり怪我をしたときにまず最初に相談する医師や医院のことです。ホームドクターへの定期的な受診や健康診断などにより、家族全員の健康状態や生活習慣、病歴を把握することができ、日常生活における健康管理上のアドバイスを得ることが可能です。また早期発見、早期治療が可能で、重い病気になったとき、どこの医療機関にかかったらいいかわからない時も、適切な医療機関や専門医を紹介してもらうことができます。日頃から家庭の近所に信頼できるホームドクターを探しておくことも、もしもの時に安心して満足のいく治療を受けることができる秘訣です。

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2012年03月28日