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健康まめ知識

あなたにぴったりな体重計はどれ?正しいヘルスメーターの選び方(2015年11月)

イラスト皆さんは日頃から「体重管理」を行っていますか? 最近は肥満や成人病を予防するため、常日頃から体重を計り、スマートフォンなどにメモをして管理している方が多いと聞きます。成人病等のリスクが高まっていると言われている現代だからこそ、多くの人が健康を意識するようになっているのですね。

 

さて、体重を計るために必要なアイテムと言えば「ヘルスメーター」。体重をはじめ、体脂肪率や筋肉量もチェックすることができる機器です。より詳しく身体の状態を確認できるので、健康管理には必需品と言えるでしょう。そんなヘルスメーターですが、一体何を基準に選べばよいかご存じですか?今回は、ヘルスメーターの正しい選び方についてご紹介します。

 

◆ヘルスメーターは3タイプに分類できる

ヘルスメーターは「体重計」、「体脂肪計」、「体組成計」といった3タイプに分けられます。体重計は体重のみを計るシンプルなもので、最近は体重を100g単位で表すデジタル表示の製品が主流です。販売価格もリーズナブルなので、とりあえず体重さえ計れれば良いという方にオススメでしょう。

 

体脂肪計は、体重に加えて身体の体脂肪率を表示するヘルスメーターです。製品によっては内臓脂肪や筋肉量を計ることもできます。体脂肪率は健康管理において重要な数値の一つなので、気になる方はこちらをチョイスしましょう。

 

体組成計は本格的な健康管理に取り組みたい方にオススメのアイテムです。体重や体脂肪のほか、基礎代謝や筋肉量、推定骨量や体水量など、ありとあらゆる組成の数値を計測します。そしてこれらの数値を元に、BMIや体年齢の判定を行うという優れものです。

 

最新の体組成計はより多くの組成を計測し、より正確な数値を表示してくれるため、健康管理をしっかり行いたいという人に重宝されています。お値段こそ若干張るものの、とにかく健康管理を徹底したい方は導入してみてはいかがでしょうか。

 

◆製品によって差がある?計測項目や機能をチェック!

体重や体脂肪率といった計測項目は、製品によって異なります。たとえば、体重は基本的に100グラムあるいは200グラム単位での計測となりますが、計測単位が大きいほどリーズナブルになり、より細かく計れる物ほど高価になる傾向があります。

 

イラスト「たった100グラムでしょ?」と思った方も多いでしょう。しかし、100グラム単位で計測できるヘルスメーターなら、ごくわずかに体重が減っただけでもそれが目に見えて現れます。つまり、「ダイエット中のモチベーション維持」につながる、という訳です。ダイエット中は少し体重が減るだけでも嬉しいもの。逆に、少しでも体重が増えれば翌日からの食事や運動などに注意するようになるでしょう。これからダイエットに取り組む、あるいは現在取り組んでいる方は、100グラム単位の製品を選ぶと良いかもしれません。

 

また、体脂肪は0/1%単位、最大で75%まで計ることができる製品が多いです。中には体脂肪率をレベル判定する機能を備えた製品もあるので、興味のある方は製品情報を確認してみましょう。

 

高価なヘルスメーターは計測項目が多いのはもちろん、その結果をユーザーに分かりやすく伝える判定機能を備えている傾向にあります。体重はともかく、内蔵脂肪や基礎代謝などは数値を見ただけでは良し悪しがわかりにくいので、判定機能をうまく活用したいところです。

 

◆とにかく使いやすい製品を選ぼう

いろいろとヘルスメーターの特徴などをご紹介してきましたが、最終的にはご自身が“使い易い”と思える物を選ぶのが大切です。特に、測定値の見やすさや電源ボタンとなるフットスイッチの位置は使い勝手に影響があるので必ず確認するようにしてください。

 

また、複数人で使用する場合は「登録人数」もチェックしておく必要があります。登録人数は2人から6人が一般的で、迷った際は家族人数分の登録ができる製品をチョイスすると良いです。

 

◆まとめ

イラストいかがだったでしょうか。最近はスマートフォンと連動するヘルスメーターも登場しており、より健康管理がしやすい時代となっています。今現在体重計しか備えていないという方は、これを機に体脂肪計や体組成計の導入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

2015年11月05日