画像

健康まめ知識

すっきり飲める青汁に期待される健康効果とは(2018年5月)

 

青汁には、ケール・大麦若葉・明日葉・にんじん・レタス・セロリ・ほうれん草といった、栄養豊富な食材が含まれています。飲むだけでさまざまな健康効果が期待できるのが魅力です。こちらでは、青汁を飲むとどのようなメリットが得られるのかお伝えします。青汁は飲むタイミングによって効果に違いがあるため、目的に合わせていつ飲むべきかを決めてみてください。すっきり飲める青汁を食生活に取り入れて、健康を心がけましょう!

 

◆足りない栄養を補える青汁

青汁には栄養が豊富に含まれているため、不足しがちな栄養を補うのに役立ちます。普段から野菜をあまり食べていない方は、ぜひ青汁を飲んで栄養を補給してみてはいかがでしょうか? 1日に必要な野菜をすべて食べ物から摂るのは難しいですが、青汁ならばコップ一杯を飲むだけで気軽に摂取できます。また、高齢者や妊婦は、食欲不振に悩まされることがありますが、青汁は食欲が出ない場合にもすっきり飲めるのがメリットです。

 

栄養補給を目的に取り入れるなら、青汁を朝一番に飲むのがおすすめです。人間は睡眠中にたくさんの汗をかくため、朝起きてすぐのときは体が栄養を吸収しやすい状態になっています。このタイミングで青汁を飲むと、体の隅々まで栄養を行き渡らせられると考えられているのです。さらに、青汁に含まれるビタミンCやビタミンEには、活性酸素を取り除く働きがあるため、体の疲れを軽減することにもつながります。

 

◆青汁は美肌を作るのに役立つ

青汁には、ビタミンC・ビタミンA・葉酸が豊富に含まれています。

 

「ビタミンC」はコラーゲンを作るために必要となる上、メラニンの生成を抑える働きがあります。お肌に潤いがほしい方や、シミやそばかすにお悩みの方におすすめです。「ビタミンA」は、お肌の潤いを保つ働きを持っています。レバーやうなぎにも多く含まれている成分ですが、これらの食材を毎日食べるのは簡単ではありません。しかし、青汁を飲めば栄養を無理なく摂取できます。「葉酸」はタンパク質の生成や合成に関わる成分です。新陳代謝が活発になることで、お肌を若々しく保つ効果が期待できます。

 

このほかにも、ビタミンK・カルシウム・ビタミンB1といったように、青汁にはお肌に良い成分が多く含まれています。人間のお肌は、眠ってから3時間後に成長ホルモンが分泌されて、新陳代謝が活発になります。そのため、美肌を目指して青汁を飲むのなら、夜に飲むのがおすすめです。ぜひ眠る前に飲んでみてください。

 

なお、お肌のターンオーバーは約28日周期となっています。そのため、青汁の効果は1カ月ほど飲み続けることで実感できると考えられます。飲み始めてすぐは効果をなかなか実感しにくいかもしれませんが、1カ月を目安に続けてみましょう。

 

◆青汁は便秘解消にも効果的

食物繊維が腸内環境を整えてくれるため、青汁は便秘の改善にも役立つと考えられています。青汁によく含まれる大麦若葉や明日葉は、食物繊維が豊富なことで有名な食材です。

 

食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があります。水溶性食物繊維は腸内の善玉を増やし、腸内環境を整える働きを持っています。一方、不溶性食物繊維は水分を含んで膨らむという特徴があり、腸のぜんどう運動を高めてくれます。食物繊維を摂るときは、水溶性のものと不溶性のものを両方取り入れるのが理想です。青汁には、これらの成分がバランス良く含まれています。

 

便秘解消のために青汁を飲むなら、就寝前に飲むのがおすすめです。眠っている間に食物繊維により腸内環境が整えられるため、起床時に排便しやすくなります。便秘にお悩みの方はぜひ寝る前に飲んでみてください。

 

青汁を飲むことで、さまざまな健康効果が得られます。ただし、青汁だけで栄養補給をすると栄養が偏ってしまうため、あくまでも普段の食事の補助として飲むことをおすすめします。青汁を飲む習慣をつけて、健康な体を目指しましょう。

2018年05月09日