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風通しをよくする |
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雨が降っていない限り窓を開けて空気を通すようにし、換気扇や扇風機で空気を循環させてよどみをなくします。押入には物を詰め込まないようにし、簀の子などを使用して風を通す、湿気取りを使う、ふすまなどを少し開けておくなどの工夫を。また、家具や家電と壁の間にも湿気がこもりやすいため、隙間を広く取る配置を心がけましょう。
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窓を開けて換気をするときの注意点 |
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雨の日は窓を開けない(湿気を呼び込むことになります) |
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窓は2箇所以上開ける(風が家の中を通り、空気の流れがうまれます) |
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窓は全開にしない(少しだけ開けるほうが空気の流れがよくなり効率的) |
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除湿機やエアコンを活用する |
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エアコンで室温を下げたり、除湿機能を使って湿度を下げることも大変有効です。ただし、フィルターの掃除をこまめにしておかないと、内部に繁殖したカビの胞子を部屋中撒き散らすことになってしますので月に一度はお掃除しましょう。エアコンを運転する前は送風運転を行ってカビ胞子をとばし、スイッチを切る前も送風運転でエアコン内部をよく乾燥させるよう習慣づけましょう。 |
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室内干しに注意する |
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洗濯物を室内に干すと、それだけで室内の湿度が10%以上も上がると言われています。梅雨時期は外に干すのは難しいかもしれませんが、乾燥機を利用するなどして室内干しは極力避けましょう。また、室内干しをする際は居間などの換気をしにくい場所は避け、台所や浴室など換気扇のある場所に干すのもひとつのポイントです。 |
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浴室もしっかり防カビ対策 |
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浴室は、カビが最も繁殖しやすい場所です。入浴後は、栄養分となる石けんカスや垢などを高温のシャワーで洗い流し、その後、冷水に切り替えて水蒸気が壁や天井に付くのを防ぎます。仕上げにタオルなどで室内の水分を軽くふき取り、窓を開けたり換気扇を回したりして湿気を室外へ逃がしましょう。ただし、浴室と隣接する部屋に湿気が行かないよう、浴室のドアを閉めることを忘れずに! |