この言葉は、ノースカロライナ州立大学(米)の故ロナルド・メイス教授によって1990年代に提唱されました。
メイス教授をはじめとする建築家、工業デザイナー、環境デザイン研究者などがチームとなって、「できるだけ多くの人が利用可能であるように製品、建物、空間をデザインすること」をユニバーサルデザインとして定義しました。
例えば、多目的トイレの場合、車椅子利用者はもとより、ベビーカーを携えて いる親、大きな荷物持つ人なども快適に利用できます。
このように、ユニバーサルデザインは利用する人を限定せず、誰もが快適で容 易に利用できるデザインの推奨という、画期的な提唱であったと思います。