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健康まめ知識

安全な食事の提供(2004年7月)

 

安全な食事の提供 社団法人 茨城県栄養士会  
 
 
 
    食中毒予防月間
    7~8月は、「食中毒予防月間」です。

病院・学校・保育所・福祉施設・社員食堂など、多くの方へ食事を提供している給食施設では、「大量調理施設衛生管理マニュアル」(厚生労働省通知)を基本にし、衛生管理を行っています。

食中毒を予防するために行っている作業を紹介します。

 
 調理作業の流れ
8:00
 ミーティング
 
作業確認と衛生点検(調理員の体調と手指等の化膿創の有無確認)

*健康診断及び検便(0-157検査を含む・月1回以上)を行う。

*調理衣は、清潔なものを着用、指輪等は付けない。

   
8:45
 給食材料の受け入れ
 
*生鮮食品は、1回で使い切る量を調理当日に購入する。

*品質、鮮度、品温、異物の混入等について点検し、記録する。

*食材料は、食品毎に50gずつビニール袋等に密閉し、マイナス20度以下で2週間以上保管する。

 
   
9:00
 下処理作業開始(十分な手洗いをする)
 
*まな板・包丁など調理器具は、下処理・調理用と区分し使用する。
 
検食の実施風景
   
11:50
 食事配膳開始
 
* 清掃は、食品が調理室から搬出された後行う。
   
12:30
 下膳・食器洗浄
 
*調理器具、食器類は、十分に洗浄、殺菌後乾燥し、衛生的に保管する。

    「食の安全」を確保するために・・・
     「食の安全」が、重要視されている時、保健所や関係機関が実施する研修会に参加し、新しい情報を収集することも必要です。

給食を利用する方も、食事前の「手洗い」を習慣づけましょう。

     
 
     
     

 

 

2004年07月28日