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健康まめ知識

夏バテ防止(2004年8月)

 

夏バテ防止
社団法人 茨城県栄養士会
茨城県栄養士会 管理栄養士 廣木 智子
 
 
 
    快適な夏を過ごすには、どのような工夫をされますか?
    からだがだるい!疲れやすい!やる気がない!など症状がでるのは、残暑が厳しくなる8月下旬ごろ。夜更かしや(暑くて眠れない、テレビやパソコンに夢中)食欲が低下、暴飲暴食がつづいたりし、生活のリズムが崩れると「夏バテ」の原因となります。
夏バテ防止のために
 
【生活習慣】
1.
 
規則的な食生活習慣にしましょう。(3食/1日)
2.
 
充分な睡眠を確保し、寝不足にならないようにしましょう。夜更かしは疲労の原因になりますので注意しましょう。
3.

冷房のかけすぎに注意しましょう(外気温の差は5~6度が望ましい)。

からだを冷やしすぎないようにしましょう。

冷たいもののとり過ぎは胃腸の働きが弱くなり、食欲を低下させます。

4.
適度な運動にこころがけましょう。
   
夏バテ予防にはこんな食事
 
 
さっぱりとした食事は栄養不足。
 
タンパク質やビタミン・ミネラルの補給にこころがけましょう。
 
献 立
ひと工夫
栄養効果
そうめん・冷麦
そうめん
焼き豚・ロースハム・焼きピーマン・トマト・青シソをトッピングしましょう 豚肉にビタミンB1が多く疲労回復効果があります。焼き豚や豚しゃぶを添えましょう。
バーベキュー
バーベキュー
夏野菜を串に刺して焼いてはいかがでしょう。食欲がないとき、工夫してみましょう。

(カボチャ・ナス・ピーマン・豚肉・鶏肉・レバー)

夏は食欲が低下するためFe(鉄分)が不足がちです。

レバー・ホタテ貝も使用してみましょう。

抹茶ミルクの

ゼリーフロート

抹茶ミルクのゼリーフロート
Ca不足に牛乳は最も身近な食品です、葉酸の多い抹茶を入れ、フルーツゼリーを荒砕きしたものを混ぜるとちょっとおしゃれな飲み物になるでしょう。 夏は緑の多い野菜が少ないので、抹茶を20mlのお湯で溶いて牛乳を入れて飲んでみては。

骨租しょう症の予防にもなります。

冷たい

ポタージュスープ

冷たいポタージュスープ
カボチャ・人参・ホーレンソウ・さつま芋・ジャガイモ・そら豆をベースにタマネギ・人参などをコンソメで煮込み、ミキサーにかけ牛乳を混ぜて冷たく、もちろんホットでもおすすめです。 食欲低下、野菜不足に簡単ポタージュです。

脂肪の気になる方へもこれなら安心。

   
 
     
     

 

 

2004年08月28日