一般財団法人 茨城県メディカルセンター

Loading

意外に知らない頭皮のタイプ!今のシャンプー、あなたに合っていますか?(2016年4月)

図

 

現在、ドラッグストアを覗くと実にさまざまな種類のシャンプーが棚に並んでいます。しかし、「どれが自分の頭皮に合っているのか?」というのはなかなか分からないもの。そこで今回は、ご自身の頭皮のタイプの調べ方と、その結果を基にしたシャンプーの選び方についてご紹介します。「今使っているシャンプーが、本当に自分に合っているのか知りたい」「フケやかゆみが出ているので、シャンプーを見直したい」という方は、ぜひ参考にしてみましょう。

 

 

◆まずは自分の頭皮のタイプを知りましょう

一口に頭皮と言っても、人それぞれに実はタイプというものが異なります。ちょっと脂っぽかったり、乾燥しがちだったり。シャンプー選びをする場合には、まずこの頭皮タイプを把握することが大切です。とは言え、手で触った程度では自分がどのタイプなのかは分かりません。そこで、以下の手順に沿って、自分の頭皮の状態を確認してみましょう。

 

図■Step1:

まずは一日シャンプーをしない状態で過ごします。なお、この日だけは、整髪料をつけるのを控えてください。

■Step2:

両手をお椀のような形に丸めて、指の腹を頭皮につけてください。

■Step3:

指を使って頭皮を揉み込むように動かします。

■Step4:

頭皮から指を離し、指の腹を確認します。

 

もしも指の腹がベタベタと脂っぽくなっている方は「オイリータイプ」。人より皮脂が出やすい体質です。逆に、脂がほとんどつかない方は「乾燥タイプ」と言えます。なお、多少脂っぽいといった程度の方は「通常タイプ」に分類されます。

 

◆タイプ別・オススメシャンプー

図それでは、前述のチェック結果を踏まえたうえで、それぞれの方にオススメなシャンプーをご紹介していきます。

 

【オイリータイプ】

比較的皮脂の分泌が多いオイリータイプの方は、フケやかゆみが出やすいという傾向にあります。そのため、普通のシャンプーよりも効果の強い専用のシャンプーを使ったほうが良いかも知れません。ケースにもよりますが、医薬部外品の薬品シャンプーを利用すると、さっぱり清潔な頭皮が維持できます。ただし、石油系や高級アルコール系の界面活性剤が含まれているシャンプーだと洗浄力が強すぎて、必要な脂まで取り除いてしまうことがあります。この場合、より皮脂の分泌が大きくなる原因にもつながりますので注意しましょう。

 

【乾燥タイプ】

頭皮が乾燥しやすいタイプの方の場合は、シャンプーで脂を過剰に落とす必要はありません。むしろ脂が不足気味になる可能性もあるので、オイリータイプのシャンプーを選ぶほうが良いケースもあります。なお、フケやかゆみが気になる方は、弱めの界面活性剤が含まれたシャンプーを使うと改善が期待できるでしょう。これで効果がない場合は、「ホホバオイル」を使った頭皮マッサージをシャンプー前に行ったり、頭皮ローションをシャンプー後に付けたりすることで、乾燥を防ぎいでください。

 

【通常タイプ】

基本的にはアミノ酸系や天然素材由来の植物系シャンプーを使っておけば問題ありません。フケやかゆみが気になる際は、乾燥タイプ同様、シャンプーを替えたり、シャンプー前後にオイルやローションを使ったりすることで改善できることもあります。

 

◆シャンプー選びの注意点

自分の頭皮のタイプが分かり、それぞれに適したシャンプーを用意できたら、あとはそれを1週間程度使ってみて、自分に合っているかどうかを確認しましょう。どんなに相性がいいと言われているものであっても、実際に使ってみなくてはその効果は分かりません。また、感じ方はその日の体調によっても異なるものなので、できるだけ調子の良いときの感触を信じるようにしましょう。1週間ほど使ってみて「自分に合っているな」「フケやかゆみがなくなってきたな」と思ったら、そのまま使い続けてOKです。また、少しでも異変を感じたらすぐに使用を止めてくださいね。

2016年4月