一般財団法人 茨城県メディカルセンター

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夏でもシャワーで済ますのはやめよう!湯船に浸かるメリット(2018年8月)

 

夏は湯船に入らず、シャワーを浴びるだけという方も多くいらっしゃいます。しかし、入浴にはさまざまな健康効果があり、可能であれば毎日湯船に浸かるのが理想です。こちらでは、入浴のメリットをご紹介します。

 

 

◆体を温められる

湯船に浸かると、体を芯まで温めることができます。暑い季節でも、クーラーの効いた部屋にいたり、冷たい飲み物を飲んだりすることで、体が冷えてしまうことがあります。冷えによって血行不良が引き起こされると、肌荒れやむくみの原因になります。シャワーだけでは、体を十分に温めることはできません。夏場でも、体が冷えたときには湯船に浸かって温まるようにしましょう。

体が温まると、血液が温まって、血の巡りが良くなります。汗をたくさんかくことから、老廃物が排出されやすくなり、デトックス効果も期待できます。暑い夏でも健康に過ごすには、体を冷やさないことがポイントです。

 

◆疲れが取れる

お風呂に肩まで浸かると浮力効果が働き、体重が10分の1以下まで減ります。入浴している間は筋肉や関節の負担がなくなり、リラックスした状態になれるのです。

また、水中では深さに応じて体に水圧がかかります。肩までお湯に浸かった状態だと、ウエストは3~5cm、ふくらはぎは1cmほど引き締まります。お風呂に浸かるだけで、マッサージをしたのと同じ効果が期待できるというわけです。

さらに、血流が良くなることから、肩こり・腰痛・むくみの改善にも役立ちます。疲労や体のこりに悩んでいる方は、毎日湯船に浸かるようにしましょう。

 

◆肌がきれいになる

湯船に浸かって全身が温まると、毛穴が開きます。そのため、汚れが奥から浮き出てきて、落としやすくなります。汚れをより効果的に落としたいときは、湯船に10分以上浸かるようにしましょう。

また、肌が清潔だと、皮膚呼吸がしやすくなり、新陳代謝も活発になります。ターンオーバーが促進され、肌を常に新しい状態に保てます。

さらに、お湯の温かさによって汗腺や皮脂腺が開くため、汗や皮脂が分泌されやすくなり、肌が潤います。角質も水分を含んで柔らかくなり、肌に弾力が生まれます。ゆっくり入浴することは、肌にとても良い影響を与えます。

 

◆免疫力が上がる

湯船に浸かると一時的に体温が上がりますが、そうすると免疫力がアップします。人間の体は体温が1度上がるごとに免疫力が5~6倍になり、基礎代謝も12%ほど上がるとされています。免疫力が上がると風邪や病気にかかりにくくなることはもちろん、肌もきれいになります。

肌には毛穴から菌やウイルスが侵入しないようにブロックする働きがありますが、免疫力が高まることで、乾燥やニキビといった肌トラブルを防ぐことができます。ぜひ、お風呂で温まって、免疫力を上げておきましょう。

 

◆ダイエットにもなる

お風呂に入るだけで、カロリーを消費できるため、ダイエット効果も期待できます。40度のお湯に10分間浸かると約40キロカロリー、42度のお湯に浸かると約80キロカロリーが消費できます

なかなか痩せられない方には、低体温(平熱が36度を下回ること)の方が多くなっています。体温の低い状態が続くと代謝が悪くなって、脂肪が燃えにくくなるためです。しかし、お風呂に入ることで、脂肪を燃やしやすくなり、ダイエット効果が期待できます。

効果を高めるには、40~42度のお湯に10分ずつ2回浸かるのがおすすめです。ただし、あまり長く浸かりすぎると皮膚の保湿力が弱まって乾燥してしまう恐れがあるため、お気をつけください。長くても15分ほどで出るようにしましょう。

 

お風呂で温まることにはさまざまなメリットがあります。夏でもできるだけ湯船に浸かるようにしましょう。

2018年08月01日