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まめ知識カテゴリ: 疲労回復・リフレッシュ

なんでこんなに疲れるの?テレワーク疲れの原因と予防法(2021年9月)

 

新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、自宅でのテレワークを導入する企業が増えました。会社に通勤する手間が省けるため楽になったという人がいる一方で、新しい勤務形態に疲労を感じている人も多くいるといいます。今回は、コロナ禍におけるテレワーク疲れの原因や、予防法についてご紹介します。

 

 

◆テレワーク疲れの原因とは?

テレワーク疲れの主な原因として、以下が考えられます。疲れている自覚がなくても、疲れをため込んでしまっている可能性もあるため注意しましょう。

 

・同居人のストレス

家に同居人がいて仕事専用のスペースなどがない場合、同居人の存在がストレスになってしまうことがあります。仕事に集中できなくなったり、電話やオンライン会議中に移動を余儀なくされたり、お互いの生活に支障が出てしまうためです。

 

・自己管理の難しさ

自宅で仕事をするためオンとオフの切り替えが難しく、生活習慣が乱れてしまうことがあります。また、外に出る機会が大きく減ってしまうため、運動不足による肩こりや腰痛など体の不調が出ることも多いようです。

 

・リフレッシュできない

通勤途中にお気に入りのコーヒーショップに寄ったり、仕事帰りにジムに通ったりしていた人の場合、通勤がなくなることでリフレッシュできず、かえってストレスになってしまうことがあります。

 

・業務内容の変化

テレワークに合わせて業務を簡素化したりテンプレート化したりすると、個々のクリエイティビティが発揮されにくくなってしまいます。仕事にやりがいを感じられず、疲れを感じてしまう人も多いようです。また、褒められたり認められたりする承認の不足も大きな原因の1つといえるでしょう。

 

◆テレワーク疲れに注意したいシーン

仕事へ真面目に取り組むのは大切ですが、頑張りすぎてしまうとテレワークによる疲れを感じてしまうことも。集中しにくい環境に焦りをおぼえて、仕事を抱え込みすぎてしまったり、就業時間外にも仕事をしてしまったりすることがないでしょうか。なかには上司や同僚とのコミュニケーション不足から、不安や孤独を感じてしまう人もいるようです。

 

また、普段から友人との外食やショッピングなどでストレスを発散していた人は、外出の機会が大きく減ってしまうと、テレワークによる疲れを感じる場合があります。意識してテレワーク疲れの対策に取り組みましょう。

 

◆テレワーク疲れの予防法

テレワーク疲れを放置すると、身体的にも精神的にも悪影響を及ぼすと考えられます。リモート疲れを蓄積させないために、意識的に予防しておきましょう。

 

・生活習慣の見直し

生活習慣の乱れは自律神経の乱れにつながります。通勤がなくても、夜更かししたり朝ギリギリまで眠ったりせず、いつもと同じ時間に起きて身だしなみを整えるようにしましょう。仕事のオン・オフの切り替えにもなり、メリハリがつきやすくなります。

 

・適度な休息と運動を取り入れる

長時間作業を行うときは、1時間に1回は席を立ち、適度な休憩を取りましょう。トイレに行ったり、飲み物を取りに行ったりするだけでもいい気分転換になります。簡単な体操やストレッチを行えば、肩こり予防やストレスの解消にも効果的です。

 

・積極的にコミュニケーションを取る

業務的なやり取り以外にも、気軽にコミュニケーションが取る環境を作りましょう。コミュニケーションツールを利用し、相談用や雑談用の部屋などを作るのもおすすめです。業務以外の話ができる機会を設けることで、ストレス緩和や孤独感からの解放などの効果が期待できます。

 

 

テレワーク疲れを予防するためには、バランスの取れた食事や十分な睡眠、適度な運動も必要不可欠です。通勤がないからとだらけるのではなく、意識的に仕事のオン・オフを切り替えられるようにしましょう。また、コミュニケーションの重要性も見直されてきています。職場のコミュニケーション不足を感じている人は、話し合いの場を整える提案をしてみてください。

スパイスの力で猛暑を乗り切ろう!夏バテ予防におすすめのスパイス3選(2021年8月)

 

 

夏は食欲不振や体のだるさなど、暑さが原因で引き起こされる体調不良、いわゆる「夏バテ」に悩まされる方も多いのではないでしょうか。冷房で涼しい屋内と猛暑の屋外、気温差の激しい場所を何度も行き来して自律神経が乱れたり、冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎて胃腸を冷やしたりすると夏バテの原因になってしまう可能性があります。そこで今回は、夏バテの予防にぴったりな食材、「スパイス」についてご紹介します。

 

 

◆スパイスの効用

スパイスが夏バテ予防に効果的なのは、以下のような効用があるためです。日ごろから食事にうまく取り入れ、体の内側から夏バテ予防に努めましょう。

 

・発汗作用

気温の高い夏は体に熱がこもりやすいため、汗でうまく熱を発散して体温を調整する必要があります。しかし、加齢や運動不足などによって発汗機能が低下していると、発散できずに熱がこもったままの状態になってしまいます。発汗作用のあるスパイスを摂取することで発汗を促し、上手に体温調節しましょう。

 

・食欲増進

スパイスの辛味成分は、消化器の粘膜を刺激し、唾液や消化液の分泌を促す作用があります。さらに腸の蠕動運動を促進させるため、食欲を増進するのに効果的です。暑くなるとカレーが食べたくなるという人が多いのも、スパイスにこのような効用があるためと考えられます。

 

・防腐・抗菌作用

スパイスには防腐・抗菌作用があるため、料理が傷みやすい夏にはぴったりの食材といえます。また、腸菌の増殖を防ぐ作用もあるといわれています。食中毒予防のためにも、日々の食事にうまくスパイスを取り入れましょう。

 

◆夏バテ予防におすすめのスパイス3選

現代では調味料や香辛料としてさまざまな料理に使われているスパイス。実は、古くから薬として重宝されていました。中国やインドでは漢方として処方したり、体調に応じて料理に使うスパイスを変えたりして活用しているといいます。夏バテ予防に効果が期待できる、おすすめのスパイスを3種類ご紹介します。

 

・カルダモン

カルダモンは、さわやかな清涼感のある香りが特徴のスパイスです。カレーのなかでも大切なスパイスといわれており、チャイなどにも使用されます。唾液や胃酸の分泌を促し、消化の手助けをしてくれる働きがあるため、夏バテ予防にぴったりです。また、消臭効果もあるため、口臭や汗の臭いが気になりがちな夏におすすめできます。

 

・ターメリック

ターメリックは、ウコンという名前でもおなじみのスパイスです。明るくて濃い黄色が特徴で、ウコンドリンクやカレーに使われます。弱った肝臓の働きを助けたり、胃を活発にしたりする働きがあるため、食欲減退を抑える効果が期待できます。

 

・クローブ

クローブは、刺激的な味と香りが特徴のスパイスです。肉の臭み消しや風味付けとして、煮込み料理にも使用されます。胃腸を温める効果があるため、冷えからくる体の不調を解消したり消化を助けたりする効果が期待できます。相性のいいシナモンと組み合わせてホットワインやチャイなどのドリンクにすると、さらに温め効果がアップするためおすすめです。

 

◆スパイスの注意点

スパイスの中には、例えばナツメグのように大量に摂取すると中毒症状を起こしてしまうものがあります。どんなスパイスでも、原則として少量ずつ使うことを心がけましょう。また、スパイスには、薬の飲み合わせが悪いものや、体調によって避けた方がいいとされるものがあるので注意が必要です。持病のある方や妊娠・授乳中の方、アレルギー疾患のある方は、摂取を控えるか、主治医に相談してから摂取するようにしてください。

 

夏バテ予防に効果が期待できる、おすすめのスパイスをご紹介しました。夏バテ以外にも、消臭や美容、ダイエットなどにも効果的なスパイスを、日々の食事や生活にぜひ取り入れてみてください。おいしく食べて、体の中から元気に夏を乗り切りましょう。

 

アロマで心身をリラックス&リフレッシュ!おすすめの香りを紹介(2021年7月)

 

リラックスしたいときや、リフレッシュしたいときは、自分の好きな香りをじっくりと味わってみてはいかがでしょうか。今回は、植物の香りの力を借りて心身を健やかに保つ「アロマテラピー」についてご紹介します。市販のアロマオイルを用意するだけで、ご自宅で簡単にヘルスケアの習慣を取り入れられるため、お気軽にお試しください。

 

 

◆ヘルスケアでも注目されるアロマテラピー

アロマテラピーとは、植物の香りを利用した自然療法のことです。「アロマオイル」と呼ばれる植物から抽出した精油を用いて、心身を健やかに保ちます。アロマオイルによってもたらされる匂いの情報は、嗅覚を通じて大脳辺縁系へと伝わり、刺激を与えます。そんなアロマテラピーは、市販のグッズを使えば、ご自宅でも簡単に行えるのが魅力です。

 

お家でアロマテラピーを行うには、お好みのアロマオイルと、香りを広げるためのディフューザーやティッシュなどを用意しましょう。ディフューザーやティッシュに数滴のアロマオイルを垂らして香らせるのが、基本の楽しみ方です。

 

なお、アロマテラピーは医療機関の治療とは異なるものです。病気を治療中の方や、妊娠中の方など、体調に留意すべき点があれば医師へ相談のうえで楽しみましょう。

 

◆アロマに期待できる効果とは?

日常生活にアロマオイルを取り入れると、それぞれの香りの特徴を楽しめます。さらには、原料となる植物の種類によって、心身の健康にうれしい効果が期待できることも。たとえば、花のように甘いフローラル系の香りや、濃厚な樹脂系の香りは、心身をリラックスさせるといわれます。同様に、爽やかな柑橘系の香りや、清涼感のあるハーブ系の香りは、心身をリフレッシュさせるといわれます。

 

◆リラックス&リフレッシュにおすすめの香り

心身を健やかに保ちたいとき、シーンに合わせて以下のおすすめの香りを試してみてはいかがでしょうか。

 

・リラックスにおすすめのアロマ

気分を落ち着けたいリラックスのシーンには、「ラベンダー」「カモミール」「イランイラン」などのアロマオイルがおすすめです。ラベンダーは初心者にも使いやすい定番の精油で、優しい香りによって緊張がほぐれるといわれます。フルーティーなカモミールの香りは心に安らぎを与え、甘いイランイランの香りは気持ちを安定させるのが特徴です。これらのアロマは、眠りに入るタイミングにもよく使われます。

 

・リフレッシュにおすすめのアロマ

すっきりと気分転換したいリフレッシュのシーンには、「レモン」「ペパーミント」「ユーカリ」などのアロマオイルがおすすめです。爽やかなレモンの香りは柑橘系のなかでも知名度が高く、気持ちを前向きにしてくれます。ペパーミントの香りにはすっとした清涼感があり、鼻の通りを良くするのが特徴です。ユーカリはウッディーな香りで、集中したいときにも適しています。上手に活用して気分を切り替えましょう。

 

◆アロマオイルを使うときの注意点

最後に、日常生活でアロマオイルを使うとき、注意しておきたいことをご紹介します。

 

まず、アロマオイルは直接に肌へ付けないようお気をつけください。精油の原液は皮膚への刺激が強いため、付着すると異常が生じるおそれがあります。同じように、精油が目や口に入らないよう注意して使いましょう。

 

また、柑橘系の精油のなかには「光毒性」を持つものもあります。光毒性とは、紫外線に当たると皮膚に刺激を与える作用のことです。肌の露出部分にアロマオイルが付いた状態で日中の屋外へ外出するのは避けておきましょう。

 

ほかに、子どもやペットによる誤飲といった事故のリスクもあります。アロマオイルの入った容器は安全な場所へ保管してください。

 

 

ここまでご紹介したポイントを参考にしながら、アロマオイルをリラックス&リフレッシュに活用してみましょう。

画面の見すぎに要注意!目の疲れを防ぐ3つの対策(2021年3月)

 

職場でテレワークが導入されたり、学校がオンライン授業に切り替わったりと、2020年以降ライフスタイルに大きな変化があった方もいらっしゃるでしょう。今回は、そんなオンライン化で注意したい目の疲れと、対策についてお伝えします。PCやスマートフォンの活用が必須のオンライン時代、大切な目の健康を守りましょう。

 

 

◆オンライン化で実感する目の疲れ

多くの企業でテレワーク(リモートワーク)が導入され、会議やミーティングなどもオンラインで行われるようになりました。また、プライベートでもオンライン上での交流が増えて、PCやスマートフォンの画面を見る時間が増えたと感じる方も多いでしょう。一方で、社会のオンライン化にともない注意したいのが目の疲れです。ライフスタイルが変わって以降、これまで以上に目の疲れを実感することがないでしょうか。特に、デスクワークで長時間にわたり画面を見続けている方は、改めて目の健康に注目してみてください。

 

◆気をつけたい「VDT症候群」とは?

日常的にPCやスマートフォンのディスプレイを見続けることが多い現代。そんな画面の見すぎによって起こる目の症状は、「VDT症候群(Visual Display Terminal)」と呼ばれています。VDT症候群は、目を酷使することで起こり、慢性化すると全身に症状が見られるのが特徴です。目の疲れや肩こりから始まり、しだいにだるさや背中の痛みが生じ、さらには精神的な症状をまねくと懸念されています。お仕事で画面を見る時間が長い方は、今日から取り組める簡単な対策で、少しでも目の疲れを防ぐ工夫をしてみましょう。

 

◆目の疲れを防ぐ3つの対策

画面の見すぎで目の疲れを感じるときは、以下の3つの対策をお試しください。今日から自分で取り組める、簡単な対策をご紹介します。

 

・正しい姿勢を保って作業する

仕事などで長時間にわたり画面を見続けるときは、正しい姿勢を保って作業しましょう。まず、イスに座った状態でディスプレイとは40~50cm程度の距離をとります。背筋を伸ばして画面を見たら、視線の向きをやや下方向にするのが疲れを防ぐポイントです。机とイスの高さを調節して、適切な姿勢でいられるよう作業環境を整えましょう。このとき、視線が上向きのまま画面を見続けると目の緊張や乾燥につながるためご注意ください。

・作業中はこまめに休憩を取る

PCを使って作業をするときは、定期的に休憩を取るよう推奨されています。1時間の作業につき10~15分間の休憩を取るのが目安です。休憩時間には、簡単なストレッチや体操で体を動かしたり、目の周りをやさしくマッサージしたりすると良いでしょう。また、目薬をさしたり、ホットアイマスクで目を温めたりする方法もあります。作業に集中していると、つい休憩がおろそかになるため、意識して目を休める時間を作りましょう。

・画面の明るさや色味を調節する

PCのディスプレイは、設定によって自分で明るさや色味を調節することができます。目の負担を抑えたいときは、画面の明るさを下げるとともに、「ブルーライト」と呼ばれる青色の光を下げて対策します。昨今では、多くの端末に「夜間モード」が搭載されており、簡単な操作でブルーライトを調整できるようになりました。ほかにも、画面にブルーライト対策フィルムを貼る方法や、ブルーライトカットのメガネを使う方法があります。

 

VDT症候群や目の疲れを防ぐ対策についてお伝えしました。オンライン化にともない、ライフスタイルに大きな変化があった方は、改めて目の健康を見直してみましょう。機器の設定を見直したり、市販のアイテムを活用したり、できることから対策を始めてみてください。

湯船に浸かったほうがいい理由は?お風呂と健康の関係(2021年2月)

日々の忙しさのなかで、お風呂を沸かして湯船に浸かる時間を確保できず、ついシャワーのみで済ませてしまうことがないでしょうか。実は、湯船に浸かって体を温めると、多くのメリットが期待できます。たまにはゆっくりとお湯に入って、疲れた体と心を休められる時間を作れると理想的です。今回は、お風呂と健康の関係についてお伝えします。

 

 

◆湯船に浸かると健康にどんなメリットがある?

毎日の入浴で湯船に浸かると、健康にはどのようなメリットがあるのでしょうか。まずは、入浴に期待されている効果をご紹介します。

 

・体が温まり疲れが取れやすくなる

温かい湯船に全身が浸かると、体が温まって血管が広がり、血行が良くなります。血液には、私たちの体のすみずみまで酸素や栄養を運び、そして二酸化炭素や老廃物を排出する役割があります。血行が良くなると、筋肉の凝りがほぐれ、疲れが取れやすくなるのがメリットです。ほかにも、体を温めることは内臓や自律神経にも良いといわれます。シャワーを浴びる場合と比べて、全身をしっかりと温められるのが大きな違いです。

 

・水圧によって血行が促される

湯船に浸かると、体が水圧による影響を受けます。こうして全身に圧力がかかると、溜まった血液が押し戻されて流れが促されたり、腹部が縮んで呼吸の回数が増えたりするのがメリットです。適度なしめつけによって、滞りがちな血行が促されます。体へのマッサージ効果が期待できるだけでなく、むくみの解消につながると考えられています。

 

・全身のリラックスにつながる

水のなかでは「浮力」と呼ばれる作用がはたらき、自然と体が浮いてきます。実はこの浮力は、お風呂で湯船に浸かっているときにもはたらいているのです。浮力があることで、常に体の重みを支えている筋肉や関節をリラックスさせることにつながります。体の重みから解放されて緊張が減るため、体と心をゆったりと休められるのがメリットです。

 

◆日々の入浴で注意したいポイント

このように多くのメリットが期待できる入浴ですが、いくつか注意しておきたいポイントもあります。最後に、湯船に浸かるうえで気をつけておきたいことを解説します。

 

・お湯の温度は40℃程度が目安

体の疲れを取りリラックスするために、お湯の温度は40℃程度を目安にしましょう。お湯の温度が高すぎると、興奮につながる「交感神経」が活発になりやすく、血圧が上がるおそれがあります。42℃以上の熱いお湯での入浴にはリスクがあるためご注意ください。特に冬場は温かいお湯に浸かりたくなりますが、お風呂を沸かすときは適温を守りましょう。

 

・長風呂をしすぎない

湯船に浸かる時間は、長ければ長いほど良いわけではありません。目安として、入浴時間は40℃程度のお湯の場合で、10~15分に留めましょう。ただし、顔が汗ばんでくるのを感じたら、上記の時間以内であっても湯船から出て休憩を取るようおすすめします。40℃程度のお湯に10~15分浸かると、体温が約1℃上がるといわれます。長風呂には体温が上がりすぎるリスクがあるため注意しましょう。

 

・アルコールを飲むのは避ける

湯船に浸かると多くの水分が失われます。一般的には、入浴により約800mlの水分が失われるといわれるため、水・イオン飲料・麦茶などで水分補給を行うと良いでしょう。このとき、アルコール飲料を飲むと利尿作用により脱水が起こるおそれがあります。お風呂上がりはお酒を飲むのを避けて、まずはしっかりと水分補給を行ってください。

 

今回は、お風呂で湯船に浸かるメリットをご紹介しました。入浴時には、可能であればシャワーよりも湯船に浸かって、体を温めるようおすすめします。冷えやすい冬は、ぜひご紹介した入浴のポイントを参考にしてみてください。

旬の食材は健康にいいの?季節の物を食べるメリットとは(2021年1月)

 

よく耳にする「旬の食材」とは、一体どんな食材のことを指すのでしょうか。また、食べ頃の食材を選ぶと、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、季節に合った物を食べるメリットや、冬に旬を迎えるおすすめの食材をご紹介します。ヘルシーで美味しい食事を楽しむために、ご紹介する内容をぜひ参考にしてみてください。

 

 

◆食卓で季節を感じられる「旬の食材」

季節に関係なく、1年を通して多彩な食材が簡単に手に入る現代。お店に並ぶ食材のバリエーションは、通年でほとんど変わらないかもしれません。しかし、それぞれの食材には、もっとも食べ頃となる“旬”があるのです。食べ頃を迎えた「旬の食材」を使って料理をすると、食卓で季節を感じられて、毎日の食事をさらに楽しめます。そんな旬の食材には、季節感を楽しめる以外にも、たくさんのメリットがあります。日々の健康維持のために、旬の食材を食べるメリットを押さえておきましょう。

 

◆旬の食材を食べる3つのメリット

春夏秋冬、食卓で季節感を楽しめるのが魅力の「旬の食材」。そんな季節の食べ物には、健康や家計にもたくさんのメリットがあるのです。ここでは、3つのポイントでお伝えします。

 

・新鮮で美味しい

旬の食材は、ほかの季節と比べて香りや旨味が豊かに感じられ、美味しいのがメリットです。素材そのものの味わいを楽しみながら食事を摂れます。たとえば、塩分や糖分といった調味料をやや控えめにして、素材の味を生かして調理するのもおすすめです。採れたての新鮮な食材を美味しく味わいながら、ヘルシーに食事ができます。

 

・栄養価が高い

旬の食材は、ほかの季節と比べて栄養価が高いのがメリットです。食材の栄養価は、季節ごとに変化しています。現代は通年で入手できる食材が多くありますが、季節に応じて旬を迎える食材を選ぶと良いでしょう。また、旬の野菜には、その季節に体が必要とする成分が含まれていることが多く、日々の健康を維持するために役立ちます。

 

・価格が安い

旬の野菜は生産量が多く、ほかの季節よりも価格が安くなるのがメリットです。新鮮で美味しく、さらには栄養価の高い食材を、家計にうれしい低価格で入手できます。健康的な食生活は日々続けていくことが大切です。たくさんのメリットがあるリーズナブルな旬の食材を、ぜひ毎日の食生活へ積極的に採り入れましょう。

 

◆今が食べ頃!冬が旬の食材をチェックしよう

最後に、冬に食べ頃を迎える旬の食材をご紹介します。寒い冬を健康に過ごすために、これらの旬の食材を意識して採り入れてみてはいかがでしょうか。

 

・長ネギ

鍋料理や煮物といった、温かい料理によく使われる長ネギ。煮ると独特のとろみのある食感に仕上がり、美味しくいただけます。購入するなら、みずみずしくて固さがあり、葉の先までハリがある新鮮なものを選びましょう。

 

・小松菜

小松菜は冬になると葉が肉厚で柔らかくなります。炒め物やお浸しによく使われる食材です。葉が濃い緑色をしていることや、肉厚でハリがあることが選び方のポイント。傷みやすいため、購入後は数日以内に、葉がしおれる前に食べ切るようにしましょう。

 

・春菊

春菊は鍋料理に入れるほか、生食にも適している食材です。新鮮な春菊は香りが強くなります。葉が濃い緑色をして、みずみずしく、ハリがあるものをお選びください。傷みやすいため早めに食べ切るか、茹でてから冷凍保存しましょう。

 

旬の食材は、食卓で季節を感じられるだけでなく、健康や家計にもたくさんのメリットがあります。お店に並ぶ食材のなかで、食べ頃を迎えたものを積極的に選ぶよう心がけ、日々美味しくてヘルシーな食事をお楽しみください。

テレワーク中のヘルスケア|在宅で健康的に過ごすコツや注意点(2020年11月)

 

自由な働き方ができるテレワーク。自宅で働くと、どんな健康リスクがあるのでしょうか。また、健康的に働くためには、どんな点に注意するべきでしょうか。労働環境の変化に応じて、新たなヘルスケアの習慣を取り入れてみてください。

 

 

◆テレワーク中の健康管理が課題に

働き方の選択肢が増え、新たにテレワーク(在宅勤務)を導入する企業が多くあります。時間や場所に縛られないテレワークは、一人ひとりのライフスタイルに合わせて働きやすいのがメリットです。その一方で、昨今ではテレワーク中のヘルスケアの課題が浮き彫りになりつつあります。なかには、長期的なテレワークが導入されて以降、従業員が体調を崩してしまうケースも少なくありません。そこで今回は、テレワークで注意したい健康リスクや、健康的な在宅勤務のコツをご紹介します。多様な働き方が実現される一方で、労働環境が大きく変わっても、これまでに引き続き心身の健康を守りましょう。

 

◆テレワークで注意したい健康リスク

長期的なテレワークでは、どのような健康リスクが想定されるのでしょうか。在宅勤務ならではの、よくある健康リスクの事例をご紹介します。

 

・運動不足

テレワークの導入により通勤が不要になると、運動不足が懸念されます。たとえば、駅の階段の上り下りや、オフィスまでの徒歩も、大切な運動習慣のひとつです。運動には、生きるために必要な筋力を維持したり、生活習慣病を予防したり、気分転換をしたりする効果があります。在宅勤務では、日常生活での運動量が著しく減る点に注意が必要です。

 

・生活習慣の乱れ

テレワークは自由な働き方ができる反面、仕事とプライベートのメリハリをつけにくいといえます。適切な自己管理を行わないと、起床・就寝の時間や、食事の時間が乱れやすくなります。さらに、自宅では菓子類を食べ過ぎたり、インスタント食品に頼りがちになったりと、食生活の乱れが起こることも。健康的な生活習慣の維持が難しい場合があります。

 

・ストレス

テレワークが続き、日常的にオフィスへ通う習慣がなくなると、人と会う機会やコミュニケーションの量が著しく減少します。人によっては、強い孤独を感じやすいといえるでしょう。また、チャットやメールなどの間接的なコミュニケーションでは、相手の様子が十分に伝わりません。周囲の人から体調不良に気づいてもらえないおそれがあります。

 

◆健康的な在宅勤務のコツ

それでは、健康的にテレワークを続けるためには、どんなポイントを意識するべきでしょうか。まず、自ら積極的に運動する習慣をつけましょう。たとえば、「毎日○分散歩をする」「週に○回スポーツジムに通う」といった形で、新しいルールを作るのもおすすめです。休憩中に簡単なエクササイズやストレッチを取り入れる方法もあります。

 

また、仕事とプライベートの切り替えは、意識的に行ってください。自宅のなかで仕事をするスペースを決めて、休憩時間や就業後にはその場を離れる方法もあります。就業時間外には、仕事で使うPCや端末を片付けても良いでしょう。オフィスで勤務する場合と同じように、就業時間や休憩時間を守り、こまめな休憩を取ってください。

 

さらには、社内のコミュニケーションを充実させることも大切です。チャットやビデオ通話は業務連絡での利用に限定せず、雑談も交えながら気軽に交流できる機会を増やします。同僚や部下の様子がおかしいと思われたら、必要に応じて声がけを行ってください。プライベートでも、親しい方とコミュニケーションを取る機会を設けましょう。

 

ご紹介したポイントを参考に、時には周囲の人と協力しながら、自分なりに健康的に働くための習慣を身に着けてみてください。

気をつけたい初夏の夏バテ!季節の変わり目の過ごし方(2020年5月)

 

 

季節の変わり目は体調を崩しやすくなりがちですが、特に初夏は真夏並みに気温が高くなる日もあります。
暑さや気温の変化で体調を崩さないよう、健康的にお過ごしください。

 

 

◆気温が高くなる初夏の体調管理

「初夏」とも呼ばれる5月頃は、気温が高まり夏の始まりを感じられる時期です。場合によっては気温が25度を超え、30度近くなることも。その一方で、天気が崩れると半袖ではやや肌寒い日もあり、季節の変わり目は体調管理が難しいといえます。そんな初夏は、夏バテにご注意ください。夏バテといえば夏本番にあらわれる不調のイメージがあるかもしれませんが、実は気温が上がる初夏に生じることもあります。以下でご紹介するような症状があれば、夏バテの可能性を考えて体調管理に取り組みましょう。

 

◆知っておきたい夏バテの症状

夏バテになると、主にだるさ・疲労感・食欲不振などの症状がみられます。これらは夏バテの症状の代表例です。体がだるいと感じる日が続いたり、休んでも疲れが取れにくかったりしたら、夏バテによる不調を疑ってみましょう。また、食欲がわかず食事を摂れないと、栄養不足につながるおそれがあります。消化器の調子もよくご確認ください。

 

ほかにも、夏バテにより体の熱っぽさや頭痛といった症状も起こり得ます。場合によっては無気力のように気分への影響もみられるため、併せて様子をみておきましょう。夏バテの体調不良が悪化すると、夏風邪をひいてしまうおそれがあります。不調が長引くケースでは、別の病気の可能性も考えられますから、早めの医療機関の受診をおすすめします。

 

◆夏バテの主な原因とは?

気温が高いときに起こりやすい夏バテは、どのような原因で生じるのでしょうか。ここでは、初夏にもありがちな原因をご紹介していきます。

 

・睡眠不足

十分に眠れない日や眠りの浅い日が続くと、睡眠不足に陥り疲労を回復しにくくなります。特に、暑さで寝苦しくなる時期は睡眠不足になりがちです。夜間でもほとんど気温が下がらない日も珍しくありません。こうした状況が夏バテの原因となる可能性があります。

 

・自律神経の乱れ

暑い時期は自宅や職場で冷房を使う機会が増えます。室外は温度が高く、室内は温度が低い状態です。このような温度差に対応すると体力が消耗され、ストレスが溜まりやすくなります。温度差の変化が自律神経の乱れにつながり、夏バテを招くおそれがあります。

 

・水分不足

夏場には水分をこまめに補給することが大切ですが、初夏も同様です。体内の水分が不足すると血流が滞り、だるさや食欲不振をはじめとした不調にもつながります。汗をかく量が増えるのに備え、暑さを感じ始める5月頃から意識して水分を摂るよう心がけましょう。

 

◆夏バテを予防するための過ごし方

最後に、夏バテを予防するためのポイントをご紹介します。季節の変わり目の不調を防ぎ健康的に過ごすために、日常生活では以下に配慮してみてください。

 

・疲労回復につながる栄養を摂る

夏バテになると食欲が落ちやすくなりますが、食事を摂らないままでいると栄養不足が懸念されます。食欲があまり出ないときも、工夫して栄養を取り入れましょう。その際は、ビタミンB1が含まれる食品(うなぎや豚肉など)や、アリシンが含まれる食品(ネギやニンニクなど)がおすすめです。ビタミンB1は摂取すると疲労回復につながり、アリシンはビタミンB1の吸収を高めるといわれます。

 

・眠りやすい状態を整える

暑さで眠れないときや、眠りが浅いときは、意識して普段よりも眠りやすい状態を整えましょう。就寝前30~60分に入浴し、ぬるめの温度の浴槽に浸かります。どうしても暑さが気になるときは、入眠時に氷枕や冷房を活用しても良いでしょう。十分な睡眠で疲労を回復して、疲れを残さない習慣をつくれると理想です。

 

真夏並みに気温が高くなることがある5月頃。早くも暑さでこの時期に夏バテが起こる可能性があるため、日々の生活習慣を整えて不調を防ぎましょう。

腸内環境から健康に!お腹を健やかに整えよう(2020年4月)

腸内環境は私たちの健康と深いかかわりがあります。消化や吸収のほかにも、多くの大切な機能がある腸。普段の生活習慣や食習慣によって、腸内環境が乱れないように過ごしましょう。ここでは、腸の役割やお腹を健やかに整えるポイントをお伝えしていきます。毎日の健康維持にお役立てください。

 

◆腸内環境とは?どうして整える必要があるの?

私たちの体にある腸が、食べ物の消化と吸収にかかわる大切なはたらきをしていることは、多くの方がご存知でしょう。しかし、腸の役割はそれだけではありません。

 

実は、腸は自律神経と深いかかわりのある器官です。自律神経には、心身の緊張とリラックスを切り替え、コントロールする役割があります。腸は神経細胞が多い器官であり、私たちの感情とも密接に関係するといわれます。また、人間の体内にある免疫細胞のうち、5割以上が腸に存在するともいわれ、体を守るはたらきを担っているのです。

 

このように、多くの大切な機能を備えている腸。ところが、そんな腸のはたらきは、生活習慣の乱れにより低下してしまうことがあります。腸内環境が悪化すると、便秘や下痢のほか、肥満や肌荒れなどさまざまな不調につながることも。腸内環境を健やかに保つことは、日々の健康維持にも欠かせません。

 

◆腸内フローラのはたらき

人間の腸内には、1,000兆個を超える細菌が住んでいるといわれます。これらの大量の細菌が住む様子が、まるで花畑のように見えることから、腸内細菌は「腸内フローラ」とも呼ばれます。「フローラ(flora)」とは、英語で花畑を意味する言葉です。

 

腸内フローラには、体に良いはたらきをする「善玉菌」、悪いはたらきをする「悪玉菌」、どちらでもない「日和見菌(ひよりみきん)」という種類があります。日和見菌は、善玉菌と悪玉菌のうち、数が多く優勢なほうの味方となる細菌です。

 

バランスの良好な腸内フローラは、食べ物を栄養のある物質へと作り変えたり、体を守ったりするはたらきがあります。一方で、悪玉菌が増えて腸内環境が悪化すると、お腹の調子が悪くなり便秘や下痢につながります。

 

健康のためには、腸内フローラを善玉菌が多い状態に保ち、お腹の調子を整えることが大切です。ここからは、腸内環境を整える生活習慣や食生活についてご紹介します。

 

◆腸内環境を整える生活習慣

腸内環境を整えるために、朝~昼は活動的に過ごし、夕方~夜はリラックスして過ごしましょう。自律神経が自然と切り替わるような生活リズムが理想です。朝、目が覚めたら1杯の水を飲み、朝食を取ってください。腸に刺激を与えて排便を促しましょう。一方で、交感神経と副交感神経が切り替わる夕方以降には、軽い運動と軽い食事を心がけます。睡眠不足やストレスは、自律神経の乱れにつながるため、できるだけ解消につとめてください。

 

◆腸内環境を整える食生活

食生活から腸内環境を整えるうえでは、善玉菌を含む食品と、善玉菌のエサとなる食品をバランス良く摂ることが大切です。善玉菌を含む食品の例には、ヨーグルト・チーズ・納豆をはじめとした発酵食品が挙げられます。また、乳酸菌やビフィズス菌を含む整腸剤を摂る方法もあります。一方で、食物繊維やオリゴ糖を豊富に含む食品は、善玉菌のエサとなります。野菜類・果物・豆類をはじめとした食品も、併せて取り入れましょう。

 

今回は、私たちの腸内環境を整える大切さや、腸内フローラのはたらきについてご紹介しました。自律神経が自然と切り替わる生活習慣や、善玉菌および善玉菌のエサを取り入れた食生活で、腸内を健康的に保ちましょう。

 

秋の味覚は栄養たっぷり!健康のためにきのこを食べよう(2019年10月)

 

きのこの中には秋に旬を迎えるものが多くあります。たとえば、しいたけ・しめじ・まいたけ・まつたけなどはその一例です。今回は、きのこに期待されている健康効果や、きのこと組み合わせて食べたい旬の食材についてご紹介します。ヘルシーな食材であるきのこを、日々の健康維持にお役立てください。

 

 

◆食欲の秋はきのこの季節

夏の暑さが少しずつ落ち着き、涼しく過ごしやすい気候に変わる秋。そんな秋には、旬の食べ物がたくさんあります。中でも健康のために注目したいのが「きのこ類」です。きのこはミネラルやビタミンといった栄養素のほか、食物繊維がたっぷり含まれ、さらにはカロリーが低い食材として知られています。きのこが食べごろになったら、健康のために意識して毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

◆きのこに期待される健康効果

秋の季節に採れる旬の食べ物のきのこには、さまざまな健康効果が期待されています。ここでは、きのこに期待される健康効果の一例をご紹介します。

 

・免疫力アップ

栄養が豊富に含まれるきのこを食べると、風邪の予防に役立つビタミンを摂取できます。免疫力のアップにかかわる「ビタミンD」のほか、粘膜を強化するといわれる「ビタミンB2」や「ビタミンB6」も含まれているため、風邪をひきやすい季節に摂取すると好ましい食材です。また、きのこには「βグルカン」と呼ばれる食物繊維が含まれています。βグルカンは人間の腸内で働き免疫力を高める働きをするといわれ、寒い時期の体調管理に役立てられます。きのこを食べて風邪予防につなげましょう。

 

・美容やダイエットに

きのこには、美容にうれしいビタミンが含まれています。皮膚や髪の再生にかかわる「ビタミンB2」や、血行の改善にかかわる「ビタミンB3」などを摂取でき、肌のターンオーバーを整える美容効果が期待されています。また、きのこは食物繊維が豊富で、かつカロリーが低いのも注目したいポイントです。噛みごたえがあるため満腹感を得られやすく、たくさん食べても摂取カロリーが過剰になる心配がありません。それだけでなく、食物繊維がダイエット中の肥満を防ぐ働きをしてくれるのも魅力です。

 

・冷え対策

寒い季節には手足の末端をはじめとして、体が冷えやすくなります。そんなときは、きのこを食べて冷え対策をしましょう。きのこに含まれる「葉酸」は、血液中の赤血球の生成とかかわりがあるといわれます。また、「ビタミンB3」は血の巡りを良くするといわれ、冷えやすい体を温めることにつながります。これらのビタミンB群は、体温を上げて代謝をアップさせる効果が期待されており、秋から冬にかけて積極的に摂りたい栄養素だといえるでしょう。冷えが気になる方にもきのこがおすすめです。

 

◆きのこと合わせて食べたい秋の味覚

秋の味覚をきのこと組み合わせて食べることで、日々の健康維持にお役立てください。まずおすすめしたいのはサンマです。サンマに含まれる「DHA」や「EPA」はオメガ3脂肪酸と呼ばれ、コレステロールを押さえて血流を良くする効果が期待されています。サンマにはビタミンCが含まれないため、きのこと一緒に摂取するとバランスが良くなります。

 

また、秋になるとナスが美味しくなるといわれます。ナスは大部分が水分でできている野菜であり、涼しい季節には加熱調理するのがおすすめです。油と一緒に摂ることで、血液中のコレステロールを抑えるといわれています。一方で、ビタミンが少なめであるため、きのこと一緒に調理すると良いでしょう。

 

きのこはビタミンをはじめとした栄養や食物繊維が豊富に含まれる、低カロリーでヘルシーな食べ物です。秋に旬を迎えるきのこが多くあるため、ぜひさまざまな秋の味覚と組み合わせて、毎日の食事に取り入れてみてください。